2017年02月09日

高井クラス プロジェクト旅行C【中学校】

岩手プロジェクト旅行完結編です。
最終4日目は、広田湾の脇ノ沢漁港でのカキ漁師の佐々木さんを訪問しました。震災後3日目には漁船を見つけ、1ヵ月後には本格的に復旧に向けて動き出したそうです。お話の中で印象的だったのは、一次産業は下に見られがちなので、自分たちで付加価値をつけ、ブランド化し、アピールしていこうとより新しいことにチャレンジしていることでした。これは震災前にはなかった取り組み、考え方だそうです。お話を聞いたり、海でカキの稚貝を見せてもらったりした後に、初もののカキを蒸してもらい、自分たちでむいて食べさせてもらいました。もしかすると、この旅行での一番の笑顔になったのは、この瞬間だったかもしれません。

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最後の訪問先は、「気仙大工左官伝承館」です。郷土菓子のつばきの形のゆべし作りに取り組みました。昼食も館内の伝統家屋の和室でいただき、最後に館長さんから、「私の話を長野に帰ってからみんなに伝えることもボランティアだよ」とお話をいただきました。

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今週末の学習発表会では、旅行に執筆した報告書を販売予定です。お楽しみに!
高井
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高井クラス プロジェクト旅行B【中学校】

10月の旅行から、時間が空いてしまいました。クラスのメンバーは、今週末の発表に向けて、準備を進めています。
3日目は、青少年の家を退所して、沿岸部を南下していきます。
最初の訪問先は、釜石保健所。こちらもクラスのメンバーからのリクエストがあった訪問先で、「震災当時の動物はどうなったのだろう?」という疑問を解決するために訪問しました。保健所の獣医師の安田さんからは「岩手県の被災動物救護対策の取り組みについて」、岩手県獣医師会遠野支会長の池上さんからは「東日本大震災当時の動物の被災状況及び獣医師会の対応について」というテーマでお話いただき、質疑応答を行いました。参加メンバーの半数以上がペットを飼っているということもあり、自分たちができることを考えながらお話をうかがうことができたようです。

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釜石駅近くの「釜石はまゆり飲食店街」(仮設店舗)での昼食タイムをとって、さらに南下していきます。大船渡市に入り、銘菓「かもめの玉子」を製造しているさいとう製菓が工場内で運営している「大船渡津波伝承館」へ向かったのですが・・・。
到着してわかったのが、津波伝承館の見学は予約制とのこと。私も現地で知って、「さてどうしたものか…」と思ったのですが、「かもめの玉子」の製造見学は、居合わせた別団体の方と一緒に対応していただけるということで、お言葉に甘えて、工場見学をさせていただきました。その後、かもめの玉子とお茶をいただきながら、会社の説明DVDを見せていただきました。

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3日目最後は、陸前高田市に入り、一般社団法人マルゴト陸前高田にコーディネートしてもらった「復興最前線ツアー」へ。
旅行後半は、風が強く、風速10メートルの中での運転で、かなり神経を遣いました。そんな強風の中、ヘルメットをかぶって最初に向かったのは防潮堤です。高さ12.5m、幅50m、全延長2kmの堤防に登り、施工している鹿島建設の方に説明していただきました。とにかく風が強く、立っているのもやっとで、声も聞こえにくい・・・。現地の方によると、「冬の季節に入る風だね」とのことでした。

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次は、旧道の駅「タピック45」に向かいました。慰霊碑で黙とうし、普段は入れない建物近くへ。展望台になっていたところにも登って津波の高さを実感しました。陸前高田市には、死者が0人だった3つの震災遺構をのこしています。旧道の駅の他には、気仙中学校、定住促進住宅も盛土して造成中のだだっ広い平地の中にのこされていました。

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夕暮れ前には、田松原で唯一残った「奇跡の一本松」のモニュメントを見学しました。私が5月に訪問した際からの変化も見られ、盛土のための土砂を運搬するためのベルトコンベア「希望のかけ橋」は撤去されていました。

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高井
posted by greenhills-school at 15:02| 日記