6月23日(水)、
長野県NPOセンターからゲストの先生が来校しました!
3〜6年生が参加して、
カードゲームを通して、SDGsの視点で問題解決をする方法を学びました。
学習発表会が間近に迫ったこの時期、
ゲストの先生に来ていただいて、自分たちのプロジェクトで取り組む活動のヒントをもらいます。
ゲームでは、
「もし飯縄山が世界遺産になったら?」
というお題で、
予想される課題とその解決策を考えました。
まずは、飯綱山が世界遺産になることで起こりそうな課題を考えます。
「観光客がたくさん来て、ゴミのポイ捨てが増えるかも」
「自然破壊が起きるかも」
「自然遺産か歴史遺産かによってもちがうんじゃない」
起こりうる課題を整理したら、
それを解決させるためにできることを考えるのですが、
ここでこのゲームのポイントとなる
「リソースカード」というものが登場します。
解決策を考えるグループごとに数枚選べる、
解決に役立つ人・技術・情報・環境などのカードです。
「職人」「お笑い」「料理」「VR」「リサイクル技術」
「音楽」「ダンス」「家具」「AI」などなど、
さまざまなリソースカードの中から、
自分たちの課題解決に活かせそうなリソースを選びます。
そうして、
そのリソースを活用した解決方法を考えるのですが、
SDGs8番
「働きがいも経済成長も」や
11番
「住み続けられるまちづくりを」などの目標を解決の視点に加えて、さらに考えます。

観光客に喜んでもらいながら、
起こった課題を解決しよう。
と、
ファシリテーターの小林さんは言います。
複数の視点から問題解決を考えた子どもたち。
自分たちの考えた課題と解決策を発表します。
世界遺産に登録される
↓
観光客が増える
↓
課題が見つかる
↓
解決策を考える
↓
新たな課題が見つかる
という思考のループを巡らせることで、
より良い課題発見や課題解決をする力を高めます。
プロジェクトで、
SDGsに関わるカードゲームを考えようとしているグループもあり、
子どもたちも新しいプロジェクトのヒントを得ることができたのではないでしょうか。

そんな貴重な体験ができた、
長野県NPOセンターとのコラボレーションでした。
2021年6月28日
長野県NPOセンターのウェブサイト