8月30日、
ながの環境エネルギーセンターへ社会科見学に出かけました!
今回は、環境問題について興味深く学んでいた小学生全員での見学です。
ここでは、
長野市をはじめ6つの市町村からのゴミを焼却処理しているそうです。
映像での説明を観たあと、
ゴミが集まってくる「プラットホーム」を見学。
自治体によってさまざまな色の収集車がここに集まり、
大きな扉から可燃ごみを「ごみピット」に落としていきます。
「なんで普通の車も来てるの?」
普通車も次々と来ているため質問してみると、
自治体の収集車に限らず、
一般家庭からのゴミも収集していました。
実はこのながの環境エネルギーセンター、
ごみを焼却するときに発生する熱を利用して、
発電をしたり、プールの水を温めたりしているんだとか。
「廃棄物エネルギーの地産地消」
として、長野市が取り組んでいる「1村1エネルギープロジェクト」の活動だそうです。
続いて、
環境学習コーナーへ移動し、
ゲームや実験を通してゴミの処理とエネルギーを作る仕組みを学びます。
じっくり学んだ小学生。
学校に帰って取り組んだまとめの活動から、
彼らの気づきや感想をご紹介します。
「エコロック」っていうスラグを固めた石みたいなやつがピカピカでつるつるしていそうだと思いました。
ゴミを燃やしたあとにできる残りカスが「スラグ」と呼ばれるもので、
庭石や駐車場の材料として使われていました。
えんとつから、きれいになった排ガスが出ていて、長さは80mです。
お家に当たらないように、ちがう方向に立てていました。
6市町村からごみを集めていたら、
すぐにごみでいっぱいになってしまいそうだと思った。
まとめの活動では、
自分たちの興味をもった事柄について、
調べたことや学んだことをもとに一枚のポスターにまとめました。
クラスによってまとめ方は異なりますが、
一人ひとりが自分なりにまとめることで、
学んだことへの理解がさらに深まります。
私たちの町のゴミ処理の仕組みについて学んだ一日でした。
2021年8月31日