2021年09月30日

自分で作れば長く使う!


3・4年生クラスのプロジェクトのご紹介です。


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この日訪れたのは、
陶工房 楽 RAKU


飯綱高原にある、陶芸体験をやっているお店です。



工房には、
たくさんの魅力的な器がありました。

こんなものを作れるのかな〜

とみんなワクワクです。



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作業場に入ると、
いよいよ陶芸家の気分。

先生から渡されたのは、
うすーく伸ばした粘土


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この粘土を切ったり模様を付けたりして、
自分だけのお皿を作るのです。
スタンプやクッキー型などを使って、いろいろなデザインを楽しめます。


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「どんな模様にしようかな?」
「あのスタンプかわいい!」

ワイワイと作業をしていると、
だんだんとお皿の形ができあがっていきます。

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「ねえ、このお皿で何食べる?」
「穴が空いてたらスープとかこぼれちゃうよね」


お皿ができたときのことを想像して、
早くも食べ物をのせることが楽しみになっています。

そもそも、
どうしてこの陶芸体験をすることになったかと言うと、
そこには、クラスのプロジェクトの大事な大事なねらいがあったのです。


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環境問題について学んでいるときに、
「大量生産と大量廃棄」という現実を知った子どもたち。

「なんでこんなにもったいないことが起きるの?」

という純粋な疑問がプロジェクトの始まりでした。


彼らの疑問はやがて、
「自分たちで作ったモノなら、大事に長く使うはず」

という仮説に行きつきました。




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だから陶芸体験。


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この楽しい体験が、
大量生産と大量廃棄の問題に対する、
私たちクラスのできることにつながっていたのです。

「これぜったい大事にするよ!」

と、完成を楽しみにする彼ら。
最後は教えていただいた先生といっしょに記念写真です。


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陶工房 楽 RAKUさん、
ありがとうございました!


おまけ

陶芸教室を後にした3・4年生、
大座法師池の湖畔にできる「森の駅」の様子をのぞきに行きました。

ここも、プロジェクトの活動で取材に来たかった所です。


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そこにいたのは、せっせと絵を描くお兄さん。

TOMOYAARTSという、アートを生業にする方でした。

「仮囲いアート」といって、工事現場の囲いに現場で働く人々の顔を描いていました。

地域を彩り、地域とつながるステキな活動です。



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こんなところにもSDGs!



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めいっぱい楽しんだ3・4年生。
たいへん思い出深い一日となりました。


2021年9月30日
posted by greenhills-school at 18:07| 日記

2021年09月28日

お祭りの準備をしよう!


秋分の日も過ぎて、
秋晴れの日が続く飯綱高原。

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ニホンカナヘビの赤ちゃんがたくさんいる所を見つけました。


最近、
子どもたちがせっせと取り組んでいることがあります。


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中学生クラスの教室に積み上げられた
段ボールのタワー。




実は、
間近に迫ったお祭りの準備をしていたのです。



例年この時期には、
学園フェスティバルというイベントを行っていました。

いいづな学園に関わる、
大人と子どもが大集合するイベントで、
たくさんの人が交流できる一日でした。


けれども、
ご存知新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、
昨年度の学園フェスティバルは中止


今年は変異株ウイルスの影響で計画を見直すことにしていました。

その結果決めたのが、
こどもの森幼稚園の子と、
グリーン・ヒルズ小中学校の子が交流するお祭り

その名も、
「ぜったいたのしい秋祭り」

このお祭りのために集まった
ホストリーダーが名前を決めました。


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先ほどの段ボールの山は、
秋祭りに出すお店の準備をしていたんですね。
彼らは大きな的当てゲームを計画しているようです。


小中学生が出すお店には、
飲食物の提供は無く、
主にゲームやもの作りなどの体験コーナーを準備しています。



今週は、
各クラスが協力して準備を進めていました。



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1・2年生クラスは、
木を使った迷路のようなゲームを作っています。
ビー玉を転がすことができるようです。





3・4年生クラスも、
「エコ」をテーマにしたゲームコーナーを考えているようです。

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じっくりと話し合っていました。



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5・6年生クラスは、
工作の体験コーナーを考えているようです。

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大量の新聞紙を集めて何を作っているのでしょうか?



幼稚園でも、
お祭りの歌とダンスを考えて、
小中学生の出すお店を楽しみにしています。


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さあさあ、
準備も進んで楽しみになってきた秋祭り、
当日がいいお天気になりますように!


2021年9月28日
posted by greenhills-school at 17:00| 日記

2021年09月24日

タカの渡りを見に行こう


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ヤマボウシの実が色づいてきた秋晴れの日。




秋の名物「タカの渡り」を見に出かけました。

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出かけたのは、
飯縄山が見事に見える浅川大池



ここでは、
本州から南下して東南アジアへと向かう、
タカやワシといった猛禽類が渡っていく様子を見ることができます。


理科講師のしもちゃん曰く、

午前中からお昼にかけて
気温が上昇するにしたがって、

「鷹柱」という現象を見ることができるそうです。




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3・4・5・6年生の子たちは、
新しい双眼鏡を構えてその瞬間を待ちかねていました。

「どこかな?」
「飯縄山の頂上が見えるよ」
「あっちの山は何かな?」



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池の向こうの茂みには、
アオサギなどの水鳥を見つけることができました。

「向こう向こう!あのおうちの方!」



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だんだんと操作にも慣れてきました。



でも、

待てども待てどもタカやワシは現れません。


見つけたのは、
遠くを飛ぶトビが数羽。



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初めのテンションもちょっぴり下がって、
すっかりまったりしてしまいます。


どうやら、
この日は朝から温かい風が南から吹いて、
タカの渡りは見られなかったそうです。


居合わせた探鳥家の皆さんも、
すっかり腰を下ろしてまったりしていました。


これには子どもたちも残念そう。

それでも、
たまにトビや飛行機を見つけては、

「いたいた!あっちの電柱の方!」
「いま林の方に入った!」
「カメラで写真撮れたよ!見て!」


と、盛り上がっておりました。
もっとたくさん飛んでくる様子を見たかったですね。


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彼らが「鷹柱」を見る機会はあるのでしょうか?


2021年9月24日
posted by greenhills-school at 16:00| 日記

2021年09月21日

直してます!


イニシアチブタイムから、
ものづくりチームの紹介です。

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ものづくりチームは、
学校の備品などで直してほしいものや、
取り付けてほしいものについてアンケートを取って、活動しています。



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今は、
外にあるテーブルとイスがぐらついていたり、
色が褪せてきてしまっていたりしているのを、直しています。


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この日は、
やすりをかけて、ペンキの色を塗りやすく直している子と、
ドライバーを使って、ねじが緩んでいるところを直している子に分かれます。


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使っている道具は、どれも本格的な物ばかり。
私も憧れの道具たちばかりです!!


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古いねじは、どれもテーブルから抜き出してみると
さびている。


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あ〜、さびちゃっているから、ダメだったのかな。

と思ったら、

「大工さんは、わざとねじを錆びさせるためになめたりしているんだよ。」
「え〜〜〜〜〜!!!」「なんで〜〜〜〜〜?!!」

ここからは理科の授業でした。


本物の道具を使って、自分の体で感じる。

子どもたちの瞳はキラキラしていて、

じかんがたりなーーーーーい!!
と、叫んでいましたよ。

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キレイに直されたテーブルで、
お弁当を食べるのが楽しみです。


2021年9月21日
posted by greenhills-school at 18:03| 日記

2021年09月17日

オンライン学校説明会を実施しました。


本日9月17日(金)、
オンラインで行う学校説明会を実施しました!


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グリーン・ヒルズ小中学校に興味のあるご家庭を対象に行う
学校説明会の本年度第3回。


今回も、
たくさんのご家庭がご参加くださりました。
お集まりいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

そして、
昨年度から実施している在校生保護者の方による
説明の機会も、毎回ご好評をいただいております。
たいへんありがたいことで、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
卒業生の声や授業の様子も、
動画を使って伝えることで少しでも近くに感じてもらいたいと思います。


さて、
オンラインでの学校説明会実施により、
遠くからのご参加も気軽に行えるようになったことは、
大きなメリットとなりました。

それでも、
学校を直接見ることの大切さも見逃せないため、
さらなる工夫を考えていきたいと思います。

次回以降の学校説明会や、
入学検定についての新しい情報について、
今後ホームページで発信していきたいと思いますので、
本校への入学をご検討中の皆さまは、合わせてごらんくださいませ。

本日のご参加、
誠にありがとうございました。



2021年9月17日
posted by greenhills-school at 19:15| 日記

2021年09月16日

個別学習の一日


自然体験活動が雨で中止になった日のこと。

そんな日に1・2年生クラスは何をして過ごしたのでしょう。

「ざんねんだな〜」
「行きたかったな〜」
「せっかくじゅんびしたのに〜」


気持ちはよぉ〜く伝わりますが、
こんな日もあります。

と、いうことで、
本日の1・2年生クラスは、

ことばとかずのやり残したところを
自分で進めよう!
の日でした。



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ボードに書いてあるリストを見ながら、
一人ひとりが学習目標を決めて進めました。



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みんな黙々と、集中しています。
分からないところは、

「どうすればいいの〜?」

と、きいてきます。


ふんふん。


分かれば、また戻って学習に励みます。

自分で自分の学習をコントロールできるようになっていますね。

このスタイルが1人でできるようになれば、

もしまたオンライン学習になっても、心配ないよね。

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今日は、
みんなの集中力に感心させられた一日でした。



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午後は、集中からの解放で、
それぞれやりたいことをして、
伸び伸び過ごしましたとさ。

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2021年9月16日
posted by greenhills-school at 17:00| 日記

2021年09月15日

資源回収を行いました!


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晴れた月曜日。

毎年恒例の資源回収を今年も行いました。

飯綱西区の地域を回り、
段ボール新聞紙空き缶などの資源を集めます。




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この資源は、
学校の敷地に建てたリサイクルステーションに運ばれます。

10年近く前、
当時の小中学生がプロジェクトの活動で建てたこのステーションは、
飯綱西区の資源回収のために役立てることを約束し、
建築の許可と資金を得て建てられました。


地域の方からも、

「いつもごくろうさま」
「少ないけど持って行ってね」

という言葉をもらっています。

そんな温かい地域の皆さんのために、
今でも子どもたちが地域の資源を集めて回っています。



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6年生からの説明があり、
小中学生を混ぜたチームに分かれて出かけます。



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チームでは、
慣れている人が率先して回りやすいルートを決め、
効率よく家々を回っていきます。

「この道は通りにくいからこっちから行こう」
「ここで分かれて、こっちで合流するとちょうどいいよ」



さすがです。




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集めた資源は、
トラックから下ろしてリサイクルステーションに。



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缶は、
アルミ缶とスチール缶に分けて回収ボックスに。



地域とのつながりを象徴するリサイクルステーションは、
今でも大切に活用されています。


2021年9月14日
posted by greenhills-school at 16:00| 日記

2021年09月13日

クリゴレンジャー浅川ループ橋に出動


1・2年生クラスのクラスプロジェクト

クリゴレンジャー
(私たちのいいづなを自分たちの力できれいにしたい!!)

2学期のクリゴレンジャー出動計画は、

「毎日バスの乗り降りでお世話になっている
浅川ループの駐車場に、ゴミがいっぱい落ちている」

という、ある子の報告で、

浅川ループラインに決定。


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決行日はあいにくの雨でしたが、みんな平気な顔をして、
カッパを着て、ゴミ拾いに行ってきました。

浅川ループの入り口にあるチェーン着脱場には、
見えないところにたくさんのゴミが
投げ捨てられていました。


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その後、歩道が続いている道は、ゴミ拾いができたのですが、
歩道がない反対車線にも、沢山のゴミが落ちているのが見えました。

道路のゴミを拾いたい!

でも、小学生の私たちにはあぶない。

どうすればいいのか、考えて、みんなで
長野建設事務所という道路を管理されているところに、
FAXをだして、聞いてみることにしました。




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ことばの学習で学んだ手紙の書き方を参考に、
自分たちで、文章を考え、FAXを送りました。

ちゃんと伝わるのかな? お返事は来るのかな?

どきどきしながら、数日が経ったある日、
A4の紙に一杯書いてくださってある、
お返事のFAXがしっかりと届きました。


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難しい言葉も入っているけど、
担当の方が
心を込めてお返事を書いてくださったのが、
子どもたちにも良く伝わりました。
もちろん、書いてある内容も、しっかりと受け止めました。

伝わるって、嬉しいね。
こども扱いせずに、しっかりとお返事を頂けて、
彼らはますます自信を深めていました。

長野県建設事務所のご担当の方、本当にありがとうございました。


子どもたち、次回のミッションは、もう決まったね。
これからも、頑張ります!

2021年9月13日
posted by greenhills-school at 17:26| 日記

2021年09月09日

トンボ玉体験に行ってきました


朝学校に来ると、
中学生たちを乗せたハイエースが出発準備をしていました。

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どうやら、これからクラスで出かけるようです。



まず訪れたのは、
木島平村
ここに、目的の物づくりの工房があります。


中学生は1学期に、
ウッドパズルやオブジェの制作をして、
卓上糸のこなどの工具を使えるようになっていました。

作り出すことの楽しさは小学生も中学生も大人もいっしょ。
今回の体験では、ガラス細工の制作にチャレンジします。



たどり着いた目的地は、
「夢屋ガラス工房」

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山奥の牧場のような雰囲気で、
二人の先生に迎えていただきました。



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外のベランダで、もとになる色ガラスと模様が決まったら、
さっそくトンボ玉作りに取り掛かります。

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バーナーを使って火にかけると、
すぐにガラスがトロトロに。

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まんまるの玉にしたいのですが、
棒を水平に保つことが大事だそうで、これがけっこう難しい。



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ガスバーナーの炎との距離感にも気を付けながら、
模様を刻み込んでいきます。

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コツをつかんだ中学生。
とってもきれいなトンボ玉のできあがり!




次に訪れたのは、

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小布施町にある岩松院

ここには、江戸時代からのビオトープがあるという情報を得て、
行程に加えることにしました。

スタッフの方から話を聞くと、
葛飾北斎が88歳の時に描き上げた『八方にらみ鳳凰図』が小布施町での最後の作品となって、
90歳のときに江戸で亡くなったそうです。

一年かけて描いたという作品は、
大きさ畳21畳分。

塗り替えはなく、180年前の江戸時代のまま。
現在の貨幣価値で換算すると、
なんと約4800万円の費用をかけて制作されたんだとか。

これにはみんなびっくりです。



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カエル合戦で有名な池は、
コオホネでおおわれていました。
毎年4月20日には、数百匹のアズマヒキガエルが周辺から集まっていたそうです。

ところが、
近年はその数も一気に減少していて、
昨年見つかったのはわずかに4匹。

来年には1匹もいなくなってしまうのではないかと、
お寺の方も心配していました。

ビオトープがもつ、
「生き物が自分らしくいられる環境」というのを保つことは、
とても難しいことなのかもしれません。



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貴重な体験と、
トンボ玉のおみやげ、
そしてビオトープ作りのさらなる課題を発見して、

中学生の一日校外学習は終わりました。
みんなの気づきや学びを、これからまとめていきます。

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2021年9月8日
posted by greenhills-school at 15:28| 日記

2021年09月08日

カブトムシのゼリーを買うためには・・・


イニシアチブタイムより、
生き物チームの活動をご紹介します。

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りんご園プロジェクトで出かけた時に、
地域の方に頂いたカブトムシがいました。

そのお世話をすることになった彼らチームの今日のお仕事は、
@新しく入ったカブトムシのお名前決め
A死んでしまった虫のお墓を作ること
Bカブトムシのゼリーがなくなったので相談
の、3つです。

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@とAは、グループに分かれて活動しました。
Bは、みんなで相談したところ、ゼリーを買いたいと
話がまとまりました。

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が、、、

「誰のお金を使って買うの?」
「僕、おこづかいあるよ!」
「う〜ん。でも、そのお金は、自分のために使えばいいんじゃない。」
「学校には、イニシアチブタイムのチームで使えるお金があるはず。
会計チームに行って、買ってもいいか聞いてこよう!」


と、いうことで、今度は会計チームに行って相談です。

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「400円くらいかかるんですが、出してもらえますか?」
「大丈夫だよ。でも、会計チームだけでは決められないから。」


???じゃあ、だれにきけばいいの???


グリーンヒルズ会議で、
みんなに承認を得ないといけないのです。



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さあ!全校のみんなに聞いてみよう。

提案してみると、お家に使わない昆虫ゼリーがあるので、
使ってほしいという子がいて、
今回は、そちらを使わせていただくことになりました。

自分たちのお金を、自分たちで何に使うか決める。

このお金は、
今度行われる資源回収から得たお金。
カブトムシの飼育を通して、色々なことを体験し、学んでいる。
そんな生き物チームの活動でした。

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2021年9月8日
posted by greenhills-school at 18:29| 日記

2021年09月02日

困ったことがあったら話し合おう


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最近は、
あちらこちらでいろんなきのこが見つかります。
秋の訪れを感じますね。




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今日は、
5・6年生クラスが会議をしていました。


1学期に決めた、
クラスのグランドルールを見直しています。

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これが、
彼らが決めたクラスのグランドルール。

2学期が始まってクラスの関係性にもちがいが生まれてきているなか、
「いまのみんなはどうかな?」

ということを担任が問いかけました。


ポツポツと意見が出てきます。

「いまみんなが幸せかどうか確かめたらいいんじゃない?」
「確かに」「確かに」

最近の話し合いの様子から、
何だか本音を出し合えなかったり、
結論を出そうとすると決め手に欠けたりしていた5・6年生。


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この2学期からは、6年生の卒業とクラスの解散に向けて、
みんなで話し合い、合意形成を図る力を高めていくことを大切にしています。



さて、
この日はそんな5・6年生のところに、
1・2年生クラスが来ていたようです。


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「ちょっといいですか?」

なんて言って、
深刻そうに話を始めました。


聞くと、
どうやらクラスで起きた問題の解決に困っていて、
5・6年生に相談に乗ってもらいたいということです。

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遊びの最中に、
知らんぷりをされてどこかへ行ってしまった気がした子と、
そんなつもりは無く別のところで遊んでいた子がいたんだとか。


ささやかな問題にも思えますが、
彼らにとっては真剣な問題。

5・6年生の子たちも、
じっくりと耳を傾けて、

「こうしてみたらどうかな?」
「○○くんの気持ちはどうなの?」


など、
こちらも真剣にアドバイスをしています。



困ったときには話し合う。

5・6年生クラスも、1・2年生クラスも、
そんな当たり前なようでなかなか難しいことをがんばっています。

もちろん中学生クラスや3・4年生クラスもそうですね。


彼らの真剣な話し合いが、
より良いクラスをつくっていくことを楽しみにしています。


2021年9月2日
posted by greenhills-school at 17:22| 日記