「去年焼き芋をやっておいしかったからまたやりたいな」
落ち葉の季節になったとき、
2年生の子がそんなことを言いました。
彼らは去年のこの時期も、
焼き芋をやっていたのです。
そのときの体験を活かして、
今年も焼き芋計画を始めました。
準備するものや、焼き芋の包み方などを考え、
本当に焼き芋をする前にいくつかのことを試すことにしました。
例えばマッチの擦り方。
上手に火が点くようにマッチを擦ることができるか、
練習をしておきました。
「300gくらいの芋をまるごと焼きたい!」
「ジャガイモも焼いて、じゃがバターで食べたい!」
などと、食いしん坊ぶりを発揮していました。
いよいよやってきた焼き芋の本番!
事前に決めておいた分担で、
手際よく準備を進めます。
燃やす落ち葉は、
紅葉が始まってからせっせと集めていたものを使いました。
大きな袋に入れた落ち葉を、
2人がかりで協力して運びます。
えっほ、えっほ。
練習していたマッチ。
上手にできるかな〜?
やったね!
火起こしができました。
あとは、火の加減に気を付けて、
お芋を入れて焼きます。
おき火でじっくり火を通すと、
中がやわらかーいおいしいお芋になります。
そうそうこの味!
これを食べたかったの!
忘れられない味ですね。
ふり返りでは、
こんな言葉が出てきました。
「焼くのは大変だったけどおいしかった」
「エアーのリハーサルをもっとやっておけばよかった」
「40〜50分で焼けることが分かった」
「うちわをやりたかったときに、○○くんがゆずってくれてうれしかった」
「火の管理を他の人が手伝ってくれてよかった」
分担すること、
協力すること、
チームワークを良くすることなど、
1・2年生のみんなの姿からたくさん考えることができました。
2021年11月30日