初夏の気配を感じる5月末の今日。
5・6年生クラスが戸隠森林植物園へ自然観察に出かけました。
戸隠の山々も美しく見える、とてもいい天気でした。
今日はそんな美しい自然の中で、
植物や動物を観察します。
戸隠には、
まだミズバショウやカタクリがあるんですね。
標高は学校よりもさらに100mほど高いところに位置します。
他にも高山植物が多く見られました。
さて、
みどりが池の周辺では、
水鳥のカイツブリを観察。
鳴き声が特徴的で、
5・6年生は
「なんか笑われてるみたい」
といった具合にカイツブリの鳴き声を覚えました。
「ココココココココ・・・・」
と、
モリアオガエルの鳴き声をマネしてみた子もいます。
モリアオガエルは、1か月後にまた訪れたときに観察する生物の一つです。
今回は鳴き声だけで、姿はありません。
ウッドチップで整備された道の匂いを感じながら、
植物園の中まで歩いていくと、
今度は素早く動く野鳥の姿が!
どうやら、
巣があるらしく、足しげく出ては入ってを繰り返していました。

正体はゴジュウカラ。
間近で巣に出入りする姿を見て、子どもたちも喜びます。
続いて見つけたのは、

ノジコというスズメの類です。
「メジロみたいだね」
という発言はその通りで、同じスズメ目に分類されます。
色も、アオジやメジロ、ノジコあたりは黄緑色を基調としますね。
高い所で見つけたため、
首を真上に向けて探します。
長いこと止まっていたため、
全員がじっくり観察することができました。
戸隠森林植物園では、
野鳥をはじめたくさんの自然を観察することができます。
国立公園内のため、
せっかく見つけた行者ニンニクは味わえませんでしたが、
見て・聞いて・触ってみて、この季節の自然を味わいました。
2022年5月24日