2018年05月30日

ツリーハウスの軌跡 第1章小学校6年

 今日は、僕たちが活動しているツリーハウス建築プロジェクトについて紹介します。
 グリーン・ヒルズ小中学校は、長野県長野市飯綱高原にある自然豊かな学校で自立性や関係性を育み、プロジェクトという授業を主体としている学校です。
 このプロジェクトが始まったのは、3年前の春でした。4月、当時小学6年生だったある男の子が、「小学校最後の年に何か大きいことがしたい」と言って同級生の親友と一緒にこのプロジェクトを始めました。まず、校庭にトロッコを作って走らせようという案が出ましたが、レールが手に入るところがあまりないことや、場所がないためこの案は却下されました。そこで、当時小学校5・6年クラス7人全員が乗れるツリーハウスに決まりました。
 ツリーハウスを作るには協力者が必要です。なぜなら、ツリーハウスはメンバーだけでは作るのが困難なためです。そこで、クラスメイトのお父さんが一級建築士なので、ツリーハウス建築のアドバイスをもらうことにしました。また、5月に、小学校5・6年の担任だった比田井先生が、長野県小諸市にある安藤百福記念自然体験活動指導者養成センターで行われていた小諸ツリーハウスプロジェクトへ行って、展示されているツリーハウスを作った原棟梁、中山建築士にアドバイスをもらいました。

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ツリーハウスは学校に建てようとしていたので、学校の生徒、先生方の了承が必要です。
なので、生徒、先生全員が集まって、話し合いをする、グリーン・ヒルズ会議でツリーハウスを建てても良いか提案したところ、賛成意見が多くあり、建てることが決まりました。

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ですが、グリーン・ヒルズ小中学校は、妙高戸隠連山国立公園の中にあるので建物を建てるには、申請が必要です。なので、僕たちはツリーハウスを建てるために、長野市庁舎と長野県庁に建築許可の申請をしに行きました。申請は、無事通りました。しかし、ツリーハウスを建てようと言って、申請が通るまで2か月もかかりました。けれども、建てることになり、先生たちが、「頑張れ」と応援してくれてとても嬉しかったです。
 僕たちは、小布施にある浄光寺というお寺に原棟梁、中山建築士にアドバイスをもらいに行くため、二人が作ったツリーハウスを見に行きました。そのツリーハウスは、中でビールを飲みながら屋根の上で星が見られる大人の遊び場みたいなツリーハウスでした。そして、僕たちは、2人にツリーハウスの作り方などアドバイスをいただきました。

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 ツリーハウスを作るには膨大なお金が必要です。なので、僕たちはトム・ソーヤ企画コンテストという自然活動を支援しているコンテストに応募しました。採用されれば、10万円がもらえるコンテストにツリーハウス建築プロジェクトが採用されました。僕たちのクラス全員が喜びこのプロジェクトは大きいものになっていきました。
 夏休みが過ぎて2学期、5・6年クラスに転校生が二人入りました。いよいよツリーハウスの土台となる梁を建てる日が近づいてきました。8月下旬に、以前注文した梁、床の木材が届き、木材が腐るのを防ぐため、塗料ぬりをしました。9月には、小学生や、中学生、協力者の方々が集まり、原棟梁、中山建築士と一緒に作業を始めました。まず、支える木にお清めとして、お酒をまきました、それから、ツリーハウスを支える4本の木に、梁を建てて、床板を張っていきました。1日作業でしたが、床板は、半分も張れませんでした。すべて張り終えたのは12月でした。それで、この年の作業は終わりました。

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ここ飯綱高原では、冬になると1.5メートルほど積もるため、冬の外作業は困難です。なので、外作業は床板を張り終えたところで、一旦終わりました。冬の間は、室内で小屋の設計図を建築士のお父さんにアドバイスをいただきながら、設計していきました。

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小屋の設計は2月に無事終わり、来年度本格的に作業をすることになりました。

 続きは、後日またブログに上げますのでぜひご覧ください。


ツリーハウスメンバー
(担任:齋藤)
posted by greenhills-school at 10:37| ツリーハウスプロジェクト