「朝夕の寒暖差が激しいと、リンゴはおいしく育つ。」
最近の長野は最高気温と最低気温の差が大きく、
しかも天気にも恵まれて、リンゴにお日さまの光がよく当たります。
言葉の通りリンゴは赤く色づき、今年もおいしく育つことができました!
そんな秋の晴れた日に、
リンゴの収穫作業を行いました!
一年間通して活動するりんご園プロジェクトの山場の一つです。
まずは10月に、
シナノスイートの収穫です。
畑に1本だけあるシナノスイートは、熟れるとテカテカに輝いて、
「さあお食べ!」
と、呼びかけているようでもあります。
そんなシナノスイートの収穫では、
初めて収穫作業を体験する子も多いため、
けっこう失敗も起きやすいものです。
先輩たちに
上手な収穫の方法を教わったのですが、
実際にやってみるとなかなかうまくはいきません。
「あっ!」
という声が聞こえたかと思うと、
大きなリンゴを手に持ち切れず、地面に落としてしまう子もいました。
何とも悲しげな表情で、
「落としちゃった。」
と、その子は言うのです。
それでも、
小学生が協力して作業を進め、たくさんのリンゴを収穫することができました!
後日、
今度はサンふじの収穫の日がやってきました!
この日も、
3人程度のチームに分かれて、
協力して収穫作業を行います。
収穫が上手になった子どもたち。
ていねいにていねいにリンゴを手に取り、
大切にカゴへと運びます。
7本の木のうち3割程度を収穫し、
軽トラックに8ケースのリンゴを積みました!
たくさんとれて、子どもたちも満足気です。
学校に帰ると、
保護者の方がお味噌汁を作って待っていてくれました!
この日は土曜登校日で、
保護者の方には、
校舎周りの清掃や薪割りなどの冬支度、体の温まる汁物の調理をしていただいていました。
本当にありがとうございます。
子どもたちも大喜びでした!
上手に収穫ができるようになった子は、
お母さんに自分がたくさんのリンゴをとったことを報告しています。
自信に満ちた表情でした!
午後には、
大人も子どもも協力して、
リンゴの発送準備の作業です!
大きさやランクによって分類し、
磨いて箱に詰める。
一日中リンゴに関わる作業をやった子どもたちは、
すっかりくたくた・・・。
かと思ったら、
ふり返りを終えた後の放課後には外を走り回って遊んでいました!
遊びの体力は底なしですね。
りんご園プロジェクト恒例の
畑に向かって行う挨拶。
この日は、山の下の市街地にまで届くように、声を張り上げて・・・、
「ありがとうございましたー!」
とっても楽しくリンゴの収穫作業をすることができました。
直江