小学生が、
長野県立美術館へ見学に行きました。
4月10日からリニューアルオープンした長野県立美術館で、
お目当ての企画展示が開催されていました。
それは、
岡学園トータルデザインアカデミーが行っている
MySDGs展
デザインが未来を変える
岡学園の学生をはじめ、高校生やプロのデザイナーなどの作品が200点近く展示されています。
テーマ学習でSDGsについて学び、
「グリーン大作戦」としてクラスの活動を話し合っている小学生たちにとって、
新しいアイデアを教えてくれる企画展です。
会場に行くと、
スタッフの方が案内をしてくれました。
1・2年生クラスの子たちにとっては、初めての公共施設。
まわりのお客さんのことを考えたり、
説明してくれる職員の方のお話をよく聞いたりすることを学習します。
SDGs17の目標に合わせて、
絵画やファッション、アプリケーションや映像作品などなど、
多種多様なアート作品が展示されていました。
「これ作ってみたいな」
「やってみたらおもしろそう!」
と言っていたのは、
海を表現したハ―バリウムや、
植物由来のSDGsカラーのクレヨン、
マイクロプラスチックを活用したアクセサリーや、
ビニール傘を活用したファッションなどなど。
子どもたちの制作意欲が駆り立てられる、
エモーショナルな作品ばかりです。
SDGsの大切さを伝えるTシャツデザインコンテストの作品は、
高校生がデザインした個性豊かなものでした。
「ぼくはこれが一番お気に入り♪」
「これはこういうメッセージが込められているのかな?」
そうそう、
展示作品の中に、
かつてグリーン・ヒルズ中学校を卒業した学生の作品もありました!
SDGs17の目標になぞらえた精霊をデザインした作品。
思いがけず卒業生の活躍を見ることができました。
じっくりと時間をかけて見学し、
メモをして、目に焼き付けて、楽しむことができました。
学校に帰ると、
子どもたちのプロジェクトに取り組む意欲がさらに向上し、
自分たちの取り組みを考える視野が広がったことがよく伝わりました。
すばらしい展示を見せていただいた県立美術館と、
岡学園トータルデザインアカデミーの皆さんに、
あらためてお礼申し上げたいと思います。
2021年5月11日