面談週間もあと少し。
今週も、
子どもたちの生活の中から見えた出来事を紹介します。
昼休みの終わり、
多目的教室に集まっている子どもたち。
集まって遊んでいるわけではないようです。
学年もクラスもちがいますが、
何やら話し合っている様子です。
「席を変えたらどうかな?」
「シートベルトを外さないようにしよう」
「声の大きさが気になるな」
なるほど。
スクールバスでの過ごし方について話す、
バス会議を行っているようです。

その日は、
「バスの中で遊ぶ声が大きくて困っている」
という議題で話し合っていました。
毎年、この手の議題で話し合いをしているのですが、
賑やかになりすぎてしまうのは、たいてい1・2年生です・・・。
彼らも頑張っているのですが、
いろいろな人がいっしょに乗るバスでの過ごし方は、
まだまだ練習中の段階です。
思えば、
「ねえ、○○がうるさくて注意してもやめないんだけど」
と言っている高学年の子たちは、
おんなじように低学年の頃に注意されて、
バス会議でじっくり課題と向き合った子たち。
君たちもあの頃そうだったよ!
とは思うのですが、
誰しもそんな時期を経て、
だんだんと周りのことを考えて過ごせるようになるんですね。
彼らが大きくなったときに、
小さい子たちにかっこよく伝えている姿を想像して、
明日のバスが来るのを迎えたいと思います。
今日は、
そんなバス会議の様子をお伝えしました。
2021年5月24日