6年生と中学3年生が学力調査を行っていたとき、
他の子は何をして過ごしていたのでしょうか。
学年を越えてクラスが作られているので、
5・6年生クラスは5年生だけ、
中学校クラスは中学1・2年生だけとなります。
調査に取り組む子たちの集中を助けるためもあり、
他の子たちはみんなで外に出かけることになりました!
出かけたのは、
戸隠地質化石博物館!
毎年のようにお世話になっている博物館です。
おなじみ館長さんのほら貝でお迎えしていただきました。
昨年度に行ったときのお礼の手紙を貼っていただいていました!
「なつかしい〜!」
旧柵(しがらみ)小学校の校舎を活用した博物館には、
玄関から展示室へ向かう途中の廊下にたくさんの展示があります。
昔の道具を見ると、
「こんなものがあったんだ〜」
と不思議な気持ちになります。
たくさんの動物の骨が置かれた展示室では、
大きな亀の甲羅に夢中になりました。
それ去年もやってたでしょう。
「やっぱり生きている物が好き」
という子には、
水生生物を中心にたくさんの生き物がいる展示室もあります。
3階の展示室を巡ると、
長野がどのようにできて今のような山の多い地形になったか、
ジオラマや映像で見ることができます。
今回の見学では、
子どもたちが自分の見たいものを見て回りました。
一人ひとりが自分の気になったものや、
おもしろいと思ったもの、
不思議に思ったことなどを記録します。
じっくりと時間をかけて見学し、
ワークシートに記録していました。
「亀の甲羅に入れた。裏に骨みたいなもようがあって面白かった」
「蝶の展示を見て、模様がいっぱいあって描くのが難しかった」
「(シャチの骨を見て)人間の顔よりでかくて、歯が強いことが分かった」
午前中いっぱい見学を楽しんだ子どもたち。
学校に戻ったら、
6年生と中学3年生が、やりきった表情でいました。
彼らも、静かな教室で存分に集中できたようでした。
「今度は化石探しもしたい!」
と言っていた子もいました。
戸隠の地層で化石探しも、楽しい体験です。
今度は自分たちで計画して行ってみましょう!
2021年5月28日