2021年06月22日

初夏の戸隠には何がいる?




春にバードウォッチングに出かけた戸隠森林植物園に、
またまた出かけてきました!

今日は3・4年生クラスが出かけました。



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戸隠の山々がそびえる植物園の中、
主に緑が池の周辺を散策しました。





今日の目的は、
水際にぶら下がっている綿あめのようなこのかたまり。


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これは、
モリアオガエルというカエルの卵のかたまり。

日本の固有種で、
木の上に卵塊を作るのが特徴的な種類です。



毎年、
たくさんの卵塊がいろいろな木に作られています。
どうやら、木の種類は問わず産み付けているようですね。





木から落ちてしまった卵塊を、
特別に触らせてもらいました。

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「プニプニしてる〜!」
「触っても崩れないんだね!」
「ちょっと気持ち悪いから触るの遠慮しようかな・・・」


いきいきと観察します。




「親のカエルを見つけられたら大したもんだぞ〜」

理科講師のしもちゃんに言われて、
彼らも目の色を変えて探します。

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どうやら、雨上がりにはよく姿を現すのですが、
晴れた日にはあまり見られないそうです。

「あれじゃない?」
「こっちから声はするんだけど・・・」


みんなでものまねをしているのですが、

「クー、ククククククク」

といった声で鳴いています。



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かろうじて、一匹だけ見つけることができました!
けっこう遠かったのですが、双眼鏡を使って一生懸命見つけました。
見つけられたときの喜びは格別です。

「どこどこ!?」
「いたいた!見えたよ!」




他にも、
カイツブリの親子や、


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ルリイトトンボ




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ミヤマカワトンボ



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オダマキ



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アマドコロなどの植物も観察しました。





初夏の戸隠を満喫した3・4年生。

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季節ごとの自然の変化に注目して、
これからもフィールドワークを続けていきます。


2021年6月22日
posted by greenhills-school at 18:39| 日記