春にバードウォッチングに出かけた戸隠森林植物園に、
またまた出かけてきました!
今日は3・4年生クラスが出かけました。
戸隠の山々がそびえる植物園の中、
主に緑が池の周辺を散策しました。
今日の目的は、
水際にぶら下がっている綿あめのようなこのかたまり。
これは、
モリアオガエルというカエルの卵のかたまり。
日本の固有種で、
木の上に卵塊を作るのが特徴的な種類です。
毎年、
たくさんの卵塊がいろいろな木に作られています。
どうやら、木の種類は問わず産み付けているようですね。
木から落ちてしまった卵塊を、
特別に触らせてもらいました。
「プニプニしてる〜!」
「触っても崩れないんだね!」
「ちょっと気持ち悪いから触るの遠慮しようかな・・・」
いきいきと観察します。
「親のカエルを見つけられたら大したもんだぞ〜」
理科講師のしもちゃんに言われて、
彼らも目の色を変えて探します。
どうやら、雨上がりにはよく姿を現すのですが、
晴れた日にはあまり見られないそうです。
「あれじゃない?」
「こっちから声はするんだけど・・・」
みんなでものまねをしているのですが、
「クー、ククククククク」
といった声で鳴いています。
かろうじて、一匹だけ見つけることができました!
けっこう遠かったのですが、双眼鏡を使って一生懸命見つけました。
見つけられたときの喜びは格別です。
「どこどこ!?」
「いたいた!見えたよ!」
他にも、
カイツブリの親子や、
ルリイトトンボ
ミヤマカワトンボ
オダマキや
アマドコロなどの植物も観察しました。
初夏の戸隠を満喫した3・4年生。
季節ごとの自然の変化に注目して、
これからもフィールドワークを続けていきます。
2021年6月22日